頭痛の原因は1つじゃない!?複数の原因からみる頭痛の改善方法

  • 「朝起きた時に頭が痛い」
  • 「パソコンを見ていると頭が痛くなる」
  • 「天気によって頭痛が起こる」

など、頭痛にお困りの方も多いのではないでしょうか?

実は頭痛は現代において非常にポピュラーな症状で、現在4人に1人が週一回以上の頭痛に悩まされているんです!しかし同時に、約8割以上の方が頭痛に対して正しい理解ができていないという恐ろしいデータもあります。

なので今回はそんな方に向けて

  • 頭痛の種類
  • 頭痛のタイプとその原因
  • 頭痛とおさらばするためのセルフケア
  • 頭痛でお困りなら

についてお話ししていきます!

頭痛の種類

実は頭痛の種類は一つだけではありません。大きく分けて3つあります!

  • 偏頭痛
  • 緊張型頭痛
  • 神経性頭痛

です!

次のブロックでは、この3タイプ別の頭痛の種類についてお話ししていきたいと思います!

頭痛のタイプとその原因

では頭痛はなぜ起こるのでしょうか?

<偏頭痛>

偏頭痛は、女性に起こる割合が男性に比べて約3倍もあり、基本的には血管の拡張によって起こります。つまり、何らかの原因で血管が広がることにより三叉神経を刺激してしまう事で頭痛が起こります。天候の変化などによって気圧が下がり、偏頭痛が出る方も多いです。(現在は症状が中枢神経系に由来するという説もあります)

基本的に持続時間は4~72時間で、それ以上続く場合はその他の原因が考えられます。

偏頭痛かどうかどうか見極めるポイントは以下の通りです!

  • 日常的な動作で悪化する
  • 片側性または拍動性の頭痛
  • 4~72時間持続する
  • 吐き気やめまいがする
  • 天候の変化で起こる

これらが当てはまる方は、偏頭痛の可能性があります!

もし偏頭痛が起こった時はコーヒーや緑茶などのカフェインを摂るのがオススメです!カフェインには血管を収縮させる働きがあり、それにより拡張してしまった血管を元の状態に戻すことができます。また、患部を冷やすなども効果的です。

偏頭痛が起きたときはコーヒーや緑茶などを飲んで、患部を冷やして少し安静にしてください!

<緊張型頭痛>

緊張性頭痛とは、目・肩・首などの筋肉の疲労により血流が悪くなり起こる頭痛です。この三種類の中で一番多いと言われており、生涯で発症する確率は30~78%と非常に一般的な頭痛です。

比較的症状は軽く、日常生活に支障が出ることは少ないと言われています。

緊張性頭痛が起こる方の特徴として次のものが挙げられます。

  • 睡眠不足
  • 同じ姿勢が続いている
  • 眼精疲労
  • 運動不足
  • 顎関節症

これらに当てはまる人は緊張性頭痛の可能性があります!

緊張性頭痛には、ストレスも関係があります。心も身体も健康でいるために、栄養と睡眠をしっかりとってなるべく同じ姿勢を続けないようにすることを心がけてみてください!

<神経性頭痛>

神経性頭痛とは、自律神経や三叉神経に異常をきたすことで起こる頭痛です。

基本的には頭痛と同じ側の目・鼻・口などに異常が現れるもので、多くの場合症状が出る頻度は1日に2~8回ほどで、目の周りや側頭部に2時間半~3時間痛みが続きます。

その他の症状として、

  • 充血
  • 流涙
  • おでこの汗
  • 鼻水
  • まぶたのむくみ

などが現れ、また睡眠中に起こることも多いです。これらの症状が現れたらまずは神経性頭痛を疑います。

国際頭痛分類第3版

頭痛とおさらばするためのセルフケア

とはいっても頭痛が起こってしまうことはよくあります。

そんな時や日頃の予防としてに行っていただきたいのがセルフケアを紹介します!

・後頭下筋ほぐし

後頭下筋群とは、首の深部にある左右8つの筋肉で構成された筋肉群のことです。

首の動きはもちろん、目の動きにも関係があり、さらには脳や脊髄を包む硬膜ともつながっています。悪い姿勢や眼精疲労などにより後頭下筋群が緊張してしまうと、硬膜を介して脳の血流などが悪くなり頭痛を引き起こします。

頭痛や眼精疲労にすごく関わりの深い筋肉ですので、しっかりとほぐしていきましょう!

・後頭部の生え際にあるくぼみを探す

・くぼみに人差し指と中指を当て、心地よい程度の圧をかけながら上下に動かす

・左右15秒×2セット行う

これを1日2回続けてみてください!

後頭下筋群と脊髄硬膜間の連続性に関する形態学的および組織学的研究

頭痛でお困りなら

いかがでしたでしょうか?

スマートフォンが普及した現代社会において頭痛は非常に起こりやすく厄介な症状です。上記のセルフケアもものすごく大切ですが、まずはこの記事を読んで頭痛に対して正しい知識を持ってください。ただ、結局のところ根本から改善していくためには専門家に相談するのが一番です。頭痛のたびに薬を飲んでいても症状を隠しているだけで根本の解決にはなりません。

志整-shisei-では、頭痛の原因である筋肉の緊張や神経の圧迫などを取り除くことにより身体を正常な状態に戻し原因を解決していきます。もしお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

高島 克哉

整体サロン「志整 -shisei-」代表の高島 克哉です。痛みにお悩みの方に、しっかり根拠のある施術でしっかり改善出来ることを目指します。リラクゼーション目的ではなく、痛みに特化した施術を行います。日常の暮らしに取り込みやすい自宅でできるケアについてもお伝えしますので、「辛くない暮らし」づくりをお手伝いいたします。